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横浜中華街をもっと知ろう〜中国に関する豆知識〜

知識

2017.10.30

新しい年をお祝いするイベント「2018春節燈花点灯式」

横濱中華街では、クリスマスや年末年始に向けて、街を挙げて盛大に新しい春を迎える時期をお祝いします。中国では、そのお祝いを「春節(しゅんせつ)」と呼んでいます。中国の人々にとっては、1年の中で最も大切にされている祝祭日です。現在で言うと春節は旧正月にあたります。新暦の正月と比較すると規模が大きく違うほど、盛大にお祝いが行われています。国によって異なりますが、現在でも春節には祝日が数日間あります。このことから、働き者の中国の人にとって、春節はとても重要な行事だということが分かります。

春節とは

中国の古い時代では、年末年始に臘祭(ろうさい)と呼ばれる祭りで、獲った獲物を先祖の霊に捧げて行われたと言われています。現在の大晦日に当たる日に、そのような祭りが行われていたようです。日本の年末年始の習慣と似ている所が多いのですが、除夕と呼ばれる春節の前日に特別な食事をする風習があります。日本では、“おせち”と呼ばれる縁起が良い食材を使用した、日持ちするおかずなどを作って、食べたりしていますよね。中国でも同じように、縁起の良い鶏や魚が食べられるそうです。但し、地方によって食べられる食材が異なり、餃子だったり、甘いお菓子だったりするようです。また、年始の朝には日本では、「明けましておめでとうございます」という挨拶をかわします。また、朝食は雑煮やおせちなどを食べて一年の始まりをお祝いします。中国ではおじいちゃんやおばあちゃんに、長寿を祝福する言葉を伝えて年始の挨拶をしたりするそうです。忘れてはいけないのは、日本と同様に中国ではお年玉をあげる習慣があることです。子どもたちにとっては、お正月の楽しみのひとつです。中国のお年玉は、“紅包”に入れてお年玉を渡すそうです。日本では色々な“ポチ袋”や“お年玉袋”に入れて渡していますよね。このように見ていくと、中国と日本の文化というのは、よく似ている所がありますね。

2018春節燈花点灯式

今年も横濱中華街では、「2018春節燈花点灯式」が行われます。開催期間は2017年11月1日(水)~2018年3月2日(金)の期間中、横濱中華街一体で開催されます。毎年テーマが設定されているようで、今年のテーマは、「大吉利(だい きちり)~おめでたいことが沢山ありますように~」という願いが込められたイベントになっています。
「2018春節燈花点灯式」は、2017年11月1日(水)18:00善隣門下で行われます。点灯式では、点灯式のカウントダウンに加えて、横浜中華学校校友会国術団による煌びやかな獅子舞が行われます。こちらの点灯式から、2018年3月2日(金)までの期間、16:00~23:00まで毎日華やかな提灯やランタン、イルミネーションで、横濱中華街全体を彩ります。中華大通りには、百節龍をイメージし、皆の平和を願った“天長地久”の願いを込めた100個のランタンで前長約100メートルの、日本最大級の百節龍が夜空を泳ぎます。活気ある横濱中華街の夜の街を楽しめます。

みどころ

2018年の春節燈花点灯式のみどころとしては、一斉にランタンや、提灯、イルミネーションが点灯されるカウントダウンの他にも満載です。横濱中華街エリア一体に飾られる、提灯やランタンの温かい光は、夜のデートスポットとしても人気があります。またこの時期は横濱中華街は人で賑わいますので、活気ある本場中国や台湾の夜の街を体験できるチャンスです。日本にある横濱中華街では、中国伝統を守りつつ、現代にフィットする新しい中国文化に触れることのできる素敵な街です。ぜひ、今年の年末年始は横濱中華街で、本場の中国文化に触れ、美味しい中華料理に舌鼓してみませんか?当店皇朝では、お好きな料理を好きなだけ堪能していただける、“食べ放題コース”を各種ご用意しております。オーダー式ですので、作り立ての熱々料理をお楽しみいただけます。混雑する場合がありますので、当店をご利用いただく場合は事前にご予約がおすすめです。

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