グルメ
2015.08.01
横浜中華街グルメを攻略するための「食べ放題」の基礎知識
横浜中華街を訪れる人の多くは、中華街ならではのグルメを味わうことを楽しみにしていることでしょう。そんなとき、一度に豊富な料理を食べられる「食べ放題」は魅力的なスタイルです。
中国料理のいろいろな味わいを楽しめる、横浜中華街の食べ放題の魅力をご紹介します。
中華料理ならではのオーダーバイキングスタイル
横浜中華街の食べ放題には、4大料理と呼ばれる北京・上海・四川・広東などを取り混ぜたメニューや、点心に限定した手軽に楽しめるメニュー、さらに飲み放題も合わせたパーティー向けのメニューなど、さまざまなバリエーションがあります。
中国料理は、もともと大皿に料理を盛り、回転テーブルを使ってシェアする風習があります。この食事スタイルはオーダーバイキングと呼ばれています。
100種類以上あるお店のメニューのなかから好きなものを注文すると、小皿に盛り付けられたできたての料理が運ばれてきます。一品料理をシェアするよりも多くの種類を食べられるので、女性や子ども連れに人気のシステムです。
このオーダーバイキングスタイルは、横浜中華街では食べ放題に取り入れている店舗も多く、ブッフェスタイルの食べ放題とは異なり、できたての料理が出てきます。熱々の中華料理を食べられるのはうれしいですよね。
食べ放題の人気急上昇中メニューとは?
食べ放題だからいろいろ食べてみたいけれど、満腹で食べたかったメニューが食べられなかった……ということにならないためにも、人気のメニューをご紹介します。
小籠包(しょうろんぽう)
横浜中華街でグルメを楽しむ人に人気なのが点心メニューです。なかでも小籠包は一番人気。豚の挽き肉を使ったあんを薄い小麦粉の皮で包み、アツアツに蒸し上げた料理です。
点心では肉まんも人気ですが、小籠包は肉まんよりも小さいので食べやすく、皮が薄いのでお腹がいっぱいになりすぎずに済むのも人気の理由のひとつかもしれません。
蒸したては、煮こごりを混ぜた肉あんからアツアツのスープがあふれ出してくるのが醍醐味です。
北京ダック
北京ダックといえば、中国料理を象徴する三大高級料理のひとつ。以前は、横浜中華街でも予約が必要だったりランクが上のコース料理でしか食べられなかったりしましたが、最近では食べ放題メニューに並んでいることも多く、スナック感覚で気軽に食べられる料理としてアレンジされています。
一般的には、薄い小麦粉を焼いたパン生地に、中国の甘味噌テンメンジャンを塗り、焼いたアヒル(カモや合鴨など)の表面部分を削ぎ切りにし、皮付き肉、キュウリ、長ネギを包んで食べます。
本来は、1羽丸ごと(あるいは半羽)を余すところなく料理したものをオーダーしますが、食べ放題ならひと切れからでもオーダーできるので、気軽に中国高級料理を体験できるのです。
実は自由度が高い食べ放題
いろいろなメニューが食べたい人も、量をたくさん食べたい人も、ちょっとでいいからおいしい中華料理を食べたい人も、食べ放題ならそれぞれのニーズに対応できるはず。うまく活用して、横浜中華街のグルメを思う存分楽しみましょう!
参 考
- 「バイキング」は帝国ホテルから誕生しました|帝国ホテル東京
- 中華料理の名品 小籠包|大紀元