横浜中華街の周辺には観光スポットが盛りだくさん！

「横浜中華街でグルメを満喫してみたい！」と、興味はあるのにまだ行ったことがない……。その理由として、せっかくのオフに「中華料理を食べるためだけに出かけるのは、ちょっともったいないな」「観光地だから値段も高そう」と思っている人も多いかもしれません。
横浜中華街のエリアの魅力は、グルメだけにとどまりません。入場料もひかえめな、日本の近代化を支えた歴史を感じる建築物が立ち並んでいたり、アミューズメントな工夫を凝らした企業ミュージアムがあったり、日帰りだけでなく、じっくり泊まりがけでも楽しみたいスポットがあります。カップルでも、ファミリーでも、グルメや文化など、自分の興味に合わせていろいろなプランを組み立てることができる奥深さがある横浜中華街。そんな魅力にあふれた、横浜中華街散策に加えておきたいおすすめ周辺観光スポットをご紹介します。

「あかいくつ」で満喫する横浜中華街周辺散策

横浜中華街でのグルメを楽しみながら周辺も巡りたいという、贅沢なプランを強力にサポートしてくれるのが「あかいくつ」の存在。観光客でも意外と知らない人が多いようです。
「あかいくつ」とは、横浜観光スポット周遊バスの名称。一般の路線バスとは異なるレトロ調の赤い塗装が施され、プチ旅行気分を盛り上げてくれます。

料金

「あかいくつ」の料金は、区間中のどこで乗り降りしても、大人100円、小児（6歳以上12歳未満）50円です。また、市営バス・市営地下鉄の1日乗車券「みなとぶらりチケット」（大人500円、小児250円）も利用可能でお得です。

ルート

「あかいくつ」のルートは、中華街と元町を周回する「（C）ルート」と、みなとみらい地区を周回する「（M）ルート」の2種類です。
中華街を巡る（C）ルートは、桜木町駅前のバスターミナルを出発すると、みなとみらいの赤レンガ倉庫や、歴史的建築物の横浜三塔、日本大通りを経て、中華街の朝陽門前に到着します。さらに、元町ショッピングストリート、海の見える丘公園、マリンタワー、山下公園、大さん橋を巡って、再び赤レンガ倉庫から桜木町駅前へ戻ります。横浜中華街の周辺を巡るには大変便利です。
（C）ルートの運行時間帯は、平日が10時から19時台までの20分間隔。土・日・祝が10時から20時台までの15分間隔です。気になった場所の近くの停留所でさっと乗り降りできるのが魅力。運行時間はイベントなどの影響で運行状況の変更もありますので、詳細は「あかいくつ｜横浜市営交通」を参照してください。

企業ミュージアムで文化度も満足度もアップ

横浜には、企業文化のシンボル的な展示をそろえた施設がいくつもあります。大人限定のものから、子ども連れでも楽しめるものまで、ジャンルや参加方法もバラエティも豊か。旅の思い出づくりの幅をグンと広げてくれる、横浜中華街周辺にある、観光地としても人気のある企業の見学施設をご紹介します。

カップヌードルミュージアム

インスタントラーメンをテーマに、発明や発見の大切さを学ぶことのできる体験型食育施設です。自分がデザインしたカップに好きなスープと具材を組み合わせて作る、世界でひとつだけの「カップヌードル」はお土産に大好評。
参照：カップヌードルミュージアム（安藤百福発明記念館）

NHK横浜放送局（NHKハートプラザ）

TVキャスターの気分を味わえる放送体験コーナーやオンデマンド体験コーナーなど、放送メディア制作を実感できる施設が充実しています。
参照：ハートプラザ紹介｜NHK横浜放送局

そのほか、横浜中華街からは少し距離がありますが、おすすめの見学施設もあります。

キリン横浜ビアビレッジ

ビールの知識を深めるミニ博物館の見学と、ガイド付きの製造工程見学ができます。見学後にはできたての生ビールの無料試飲もあるようです。
参照：キリンビール横浜工場｜キリンの工場見学

日産自動車横浜工場

ゲストホールに28基の歴代の日産自動車搭載のエンジンが展示されています。この展示室のある建物が、創業当時の本社ビルを再現したものであることもポイント。
参照：ようこそ、日産の工場へ｜日産横浜工場

横浜中華街周辺には観光スポットがいっぱい

このように、横浜中華街の周辺には、観光地として有名な海や公園、歴史的な建築物だけでなく、企業文化の発信を目的としたエンターテインメントな施設も多くあります。
こうした施設はリーズナブルに利用できて、知的好奇心も満足させてくれます。散策プランに組み込んで、食べ歩きやお土産の楽しみがいっぱい詰まった横浜中華街での散策に、さらなる広がりと深みを加えてください。