グルメ
2015.11.01
日本人好みの料理がいっぱい!台湾料理を徹底解剖
日本からの海外旅行先として行きやすい台湾。そして、台湾といえば「グルメ」! 台湾料理は野菜がふんだんに使われていて、油も控えめで日本人の口によく合います。絶対食べておきたい、台湾グルメの魅力を紹介します。
魅力的な台湾の朝ごはん
台湾は、世界でも屈指の「おいしい朝食の国」といわれています。グルメな人たちをも納得させる台湾の朝ごはんには、どのようなものがあるのでしょうか。
中国の朝ごはんは、おかゆが定番ですが、台湾で朝の人気メニューは、「蛋餅(ダンビン)」と呼ばれる、卵焼きのクレープ包みです。これも立派な台湾料理。朝からクレープ? と思うかもしれませんが、甘くありません。フランスのガレットのような感じです。なかには、チーズが入っていたり、ツナが入っていたり、具材もバラエティ豊かです。
台湾料理の朝ごはんとしては、そのほかにも爽やかな酸味(または醤油味)のある豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウチャン)」、「大餅油條(ダーピンヨウテァオ)」というパンも人気です。大餅油條は、油條という揚げパンを生地で包んだもので、台湾の人たちは、これらの朝ごはんを豆漿と一緒に食べます。
台湾B級グルメの代表とは?
屋台飯が定番の台湾料理は、B級グルメを愛する人たちにとっては、何度も食べたくなる味です。なかでも人気の定番メニューは、「魯肉飯(ルーローファン)」と「担仔麺(タンツーミェン)」。どんな料理なのか紹介しましょう。
魯肉飯(ルーローファン)
豚肉に生姜やニンニクを入れて、醤油、砂糖、ごま油などさまざまな調味料で煮込んで、ご飯の上にぶっかけて食べる、いわゆる豚丼です。煮卵がご飯の上に乗せられていることも。家庭や地域によって味付けが異なる、台湾料理の定番中の定番です。なんとなく日本食にも似たあっさりとした味わいで、何度でも食べたくなります。
担仔麺(タンツーミェン)
あっさりとした鶏ガラスープに、肉そぼろやエビなどの具材が乗った、台湾では定番のラーメンです。もともとは漁師たちが作っていたといわれているだけに、身体が温まりお腹も満たされます。
さらには、油っぽさや、こってり感もないため、毎日でも食べられる味なのです。台湾の京都とも呼ばれることもある台南市は、この担仔麺の名店がたくさんあり、それを目当てにお店へ訪れる観光客も多いのです。日本にもおいしいお店がたくさんあるので、ぜひ試してみましょう。
台湾といえば、ビーフン料理
台湾料理は、主に福建料理をベースとして発展し、食材では新竹の米粉(ビーフン)が使われることが多いのも特徴です。例えば、焼きビーフンの炒米粉や汁ビーフンは有名ですよね。ビーフンは米粉でできていて、普通の麺類やご飯類よりもカロリーが低く、消化もよいため、美容やダイエットを気にする女性にもうれしい食材です。
さらには、野菜をいっぱい使って調理するため、おいしいだけでなく、美容や健康に気遣う人にも台湾グルメは喜ばれるのです。
ビーフンは選び方によって、細麺と太麺があります。台湾では、新竹産と埔里産が有名です。日本でビーフンを食べるとき、お店によって食べ比べをするとおもしろいですよ。コシのあるビーフンから、ブチブチ切れる柔らかいビーフンまで、その味わい方はバラエティ豊かです。
数ある中華料理のなかでも、台湾料理ならカロリーを気にする人にもおすすめです。日本で味わうこともできますが、ぜひ現地に足を運んで、本場の台湾グルメを楽しんでください。