グルメ
2016.11.02
新食感!焼き肉まんを試してみよう
肌寒い季節は、ほくほくと温かい肉まんが食べたくなります。コンビニに行くと、つい買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。そのまま食べても十分においしいですが、いつもとは少し食べ方を変えてみませんか? ほんとひと手間加えるだけで簡単に楽しめる焼き肉まんの作り方をご紹介します。
香ばしさの決め手はごま油
ふっくらと柔らかい肉まんを、ただ焼くだけでまったく違う食感に変えてしまう焼き肉まんが流行しています。作り方は至ってシンプル。ごま油を敷いたフライパンに、肉まんを置いて両面をこんがりと焼きます。その名前の通り、肉まんを焼くだけです。
コツは肉まんをフライパンにぎゅっと押しつけながらしっかり焼き上げること。こうすることで、外は肉まんとは思えないサクサクの歯ごたえ、そして中は生地に肉汁が染み込んで、うまみがアップ。モチモチの食感を楽しめます。ごま油の香ばしい香りがアクセントになり、これまでにないおいしさを体感できるでしょう。
この食べ方は、肉まんが冷めて固くなってしまった場合にもおすすめ。電子レンジなどで温める際に失敗すると、乾燥してパサついたり、固くなったりしがちですが、焼き肉まんにするとおいしく食べることができます。
あんまんやピザまんにもチャレンジ
焼いておいしくなるのは、肉まんだけではありません。
最近の中華まんは種類も豊富。あんまんやピザまん、チャーシューまん、カレーまん、豚角煮まんなどさまざまな種類が展開されていますが、ほとんどの中華まんが焼いてもおいしく食べることができます。
例えば、ピザまんならごま油よりもオリーブオイルで試してみてはいかがでしょうか。イタリア料理をヒントに作られたピザまんは、オリーブオイルとの相性が抜群。外はカリッと、中はチーズでとろりとした食感に仕上がり、焼きたてのピザのような風味。
また、あんまんにはごま油もいいですが、バターかマーガリンを敷いて焼くことで、日本人おなじみの味であるあんバター風味に。まろやかさがアップするだけでなく、バターの塩気とあんこの甘みが絡みあっておいしさが引き立ちます。
あれこれ試して、自分だけのベスト・オブ・焼き肉まんを見つけてください。
トッピングでさらにおいしさアップ!
焼き肉まんはトッピングを加えるというアレンジも楽しめます。こんがりと焼き上げた肉まんにネギや白ごまをのせたり、ポン酢や酢醤油をかけてみましょう。
特に白ごまをたっぷりのせると、台湾の屋台では定番となっている胡椒餅の味に近くなりますね。豚肉とネギ、そして胡椒を混ぜた餡を皮で包み、表面に白ごまをたっぷりまぶしたものを、釜の内側に貼りつけるようにして焼き上げる胡椒餅は、中国福建省福州市の郷土料理である葱肉餅がルーツともいわれています。焼き肉まんのヒントは、胡椒餅や葱肉餅にあるのかもしれません。
冷凍肉まんを購入したら!
横浜中華街のお土産としておすすめの肉まん。新しい食感の肉まんを試したい、冷めたり固くなったりした肉まんをおいしく食べたくなった時は、焼き肉まんにしてみてはいかがでしょうか。皇朝の肉まんはそのままでも十分においしいのですが、冷凍でテイクアウトした際には、焼き肉まんを試してみてください。
子どもたちのおやつタイムや大人数が集まるホームパーティーでは、ホットプレートを使って目の前で焼き、熱々を楽しむのもいいですね。