観光
2016.11.02
横浜中華街の恒例イベント・美食節に行ってみよう
横浜中華街で毎年開催されている食の祭典「美食節」。
普段は食べることのできない特別メニューが提供されたり、楽しいイベントが開催されたりと、横浜中華街の新しい魅力を発見することができるイベントです。第9回目となる今年はどんな内容で開催されるのでしょうか?
美食節とは?
横浜中華街は、150年の歴史をもつ世界最大級の中華街。その魅力を多くの人に伝えるために2008年から開始されているのが横濱中華街フードフェスティバルです。「美食節」の呼び名で親しまれ、毎年多くの観光客が訪れています。
今年の美食節は、『飲食是文化~「食」は文化なり~』がテーマ。11月1日(火)~30日(水)までの1カ月間かけて開催されます。
この時季は食欲の秋真っ只中。いつも以上に食欲が湧いてついつい食べ過ぎてしまいそうな気もしますが、今しか食べられない食材も登場するだけでなく、初開催となるイベントもあると聞けば、足を運ばざるを得ないでしょう。
今年の目玉はチャイナ・ガーデン
まずは初開催となる「チャイナ・ガーデン」のご紹介から。
会場となるのは山下町公園。11月19日(土)・20日(日)の2日間、横浜中華街の16店舗(予定)がオリジナル料理を提供します。
一つの場所で一度にたくさんの料理を味わうことができるので、食べ歩きの手間が省けるのも嬉しいのですが、屋外で食べるという開放感も手伝って、いつも以上に中華料理をおいしく感じることができるでしょう。今まで来店したことのないお店の味にチャレンジしてみるきっかけにもなりますね。横浜中華街で開催される祭りやイベントの定番である中国獅子舞の演技も鑑賞できるそうですよ。
ちなみに第8回の美食節では、ローズホテル横浜にて、横浜中華街プロデュースによる豪華フルコースディナーを食べるという一夜限りのイベント「コラボレーションディナー」や、各店舗それぞれ自慢の点心を集め、品評会の参加客と特別審査員の投票でグランプリを決定する「点心品評会&点心フェア」などが開催されました。
その年その年によって趣向をこらしたイベントが開催されるのも美食節の魅力です。
昨年から続く人気イベントも多数
継続して開催されるイベントもあります。
まずは各参加店舗で開催される「中国 鍋料理・煮込み料理フェア」。肌寒い日は店内で温かい料理を楽しめば、身体の芯からポカポカと温まります。
おいしい中華料理の作り方を知りたい方、家族とのふれあいを楽しみたい方は、親子で参加できる「親子食育中華料理教室」はいかがでしょうか。親子のコミュニケーションを通して食育の大切さを知ったり、プロの調理テクニックを学んだりすることができます。
しかし何といっても楽しみなのは、旬を迎えた高級食材・上海蟹を使ったスペシャルメニューが楽しめる「上海蟹フェア」ではないでしょうか。海のものから山のものまで豊富な食材を使う中華料理ですが、9月下旬あたりから徐々に出回りはじめる上海蟹を食べられるのは、寒くなってきたこの時季だけです。
蒸したり、炒めたり、小籠包に入れたりと、さまざまな食べ方をする上海蟹。本場である上海だけでなく、日本でも人気の高い上海蟹を使ったスペシャルメニューを、横浜中華街で活躍する料理人たちが腕によりをかけて提供します。
美食節で大満足の一日を
横浜中華街の秋最大のイベント美食節。「チャイナ・ガーデン」や「中国 鍋料理・煮込み料理フェア」など、期間限定で開催されるイベントでしか食べられない中華料理を食べてお腹が満たされるのは無論のこと、おいしいものを食べるとなぜか心も満たされますね。
食欲の秋にぴったりのイベントで心身共に満たされてください!