知識
2017.01.05
知っているようで知らない寒中見舞いのマナー
お歳暮をいただいたけれど、今年は喪中だからどうしよう……。そんな時は、寒中見舞いでお歳暮のお礼を伝えるのがベターです。お歳暮やお年賀に間に合わなかったときだけではない、知っていると役に立つ寒中見舞いのマナーをお伝えします。
寒中見舞いの時期はいつ
家族や親せきに不幸があって喪中だということを知らなかった方から、お歳暮や年賀状が届いた場合、どうすればいいのか悩みますね。喪中はがきを出しておけば、お歳暮や年賀状が届くことは稀かもしれませんが、それでも届いた場合は、寒中見舞いを出しましょう。
逆に先方が喪中だと知っているけれど、季節のごあいさつにお手紙や、お悔やみの気持ちを込めて品物を贈りたいならば、寒中見舞いにすれば問題ありません。また、喪中ではないけれど、お歳暮やお年賀の期間に間に合わなかった場合にも寒中見舞いを贈ります。
寒中見舞いは、正月三が日から松の内(1月7日までが一般的だが地域によって違う)までの期間に先方に届くように贈るお年賀が明けてから、大寒の終わりまでに届くようにします。
その年によって変わりますが、2017年の大寒は1月20日(金)で、立春は2月4日(土)なので、寒中見舞いは、手紙でも品物でも1月中には発送を終えたいところ。ちなみに立春を過ぎてしまった場合は、余寒見舞いとしますが、余寒見舞いとして出せるのは2月末くらいまででしょう。3月に入れば春の気配。さすがに「寒さ厳しい折」というあいさつは合いませんね。
手紙を上手に使って気持ちを伝えよう
お歳暮やお年賀を贈ってもらったのに何も反応がないと、「何かの行き違いで品物が届かなかったのかな?」と先方に気をもませることになります。そうならないためにも、寒中見舞いを早めに準備しておくといいですね。
寒中見舞いは、1年のうちでもっとも寒さが厳しい時期に贈るもの。風邪が流行しやすい時期でもあるので、「風邪などひいていませんか」と相手の体調を気遣いながら、自分の近況も伝える手紙を添えて贈ると、一層気持ちが伝わります。
また、この時期に旬を迎えるものを贈りたい、お歳暮の時期では手に入らないものを贈りたいといった理由で届けるタイミングを選んでも失礼にはあたりません。先方から先にお歳暮をいただいたけれど、寒中見舞いの時期に届けたなら、「とっておきの品を贈りたいから、少し待っていてください」と手紙で先に伝えておくと、「何が届くのかな?」と期待も高まります。お歳暮の時期を逃してはいけない、とにかく早いうちにお歳暮を贈らなければと焦る必要はありません。
ちなみに喪中なのにお歳暮やお年賀をいただいた場合、お返しの品物にかけるのし紙は、紅白の水引を使いません。シンプルな短冊タイプのものにします。
世界チャンピオンの肉まんで感謝の気持ちを伝えよう
日頃の感謝の気持ちを込めて、何か品物を贈りたい。その気持ちは大切ですが、先方が喪中の場合は失礼のないように気を使いたいところ。しかし寒中見舞いの正しいマナーを覚えておけば恐れる必要はありません。
禁忌とされている「踏む」ものや、髪の毛をとく、くしなど数字の4や9といった語呂合わせに関連するものを避けたほうが良いといった、贈り物の一般的なルールを守りながらも、喜ばれるギフトを選びたいものですが、少しお気持ちが沈んでいる方にこそ、心も体もほっこりする肉まんは意外性もあり、嬉しいサプライズになるかもしれません。
皇朝の肉まんは、冷凍肉まんで、世界チャンピオンの味をそのままご自宅へ。横浜中華街の各名店が扱うお取り寄せのなかでも人気があるのは、電子レンジであたためるだけという簡単さも理由のひとつ。いつでも好きなときに食べられるので冷凍庫にあると重宝されるはずです。
ひと手間加えて、家庭でもおいしい中華料理を
よく「料理は愛情」といいますが、忙しい毎日の中でちょっと手間をかけることは、家族においしい料理を食べてもらいたいという愛情の証ですよね。
大量の油が必要な油通しはチャレンジしにくいかもしれませんが、お湯を使った方法ならお得かつ簡単にできるので助かります。家庭料理をプロ級の味に仕上げてくれる油通しをぜひ試してみてください。
そして中華料理店で改めてプロの味を食べてみると、家庭料理をさらにおいしくする発見があるかもしれません。