文化
2018.06.28
2018年良い出会いを願う横浜中華街「良縁祭」
「良縁」という言葉の意味は、大きく分けて2つの意味があります。1つは「望んでいた通りの縁組」、もうひとつは仏教の考えで「極楽往生を遂げるための良い縁」です。それをまとめて「良縁」と呼んでいます。幸せで良い人生を歩むには、良い人や仕事との出会いがとても重要なことです。これは人生のパートナーだったり、生涯の仕事だったりと様々な縁に影響します。どちらにしろ、「良い縁」はあなたにとって幸せな人生をもたらしてくれるということなのです。
良縁と言ったら縁結びの女神様「媽祖 まそ」
横浜中華街で有名な縁結び女神様と言えば、「媽祖」様です。別名、「天上聖母」や「天后」とも呼ばれています。この神様は、もともと海難事故の神様として信仰を集め、次第に“苦難を乗り越える神”として、色々なピンチから救ってくれる神として祭られるようになりました。この媽祖様が縁結び・良縁の神様としても信仰されるようになりました。そんな媽祖様に良縁の祈願をするなら、横浜中華街の横濱媽祖廟で行われる「良縁祭」へ足を運んでみましょう。
縁結びの香炉
横濱媽祖廟には、5つの香炉が設置されています。そのうちのひとつに、「文昌帝君 月下老人の香炉」という香炉があります。 文昌帝君 月下老人の香炉は4つ足で、細かな細工がされている香炉です。設置場所は、門から入って建物を正面にして右手方向へ階段を上がった、すぐ右に設置されています。売店で販売されているお線香を購入して、文昌帝君 月下老人の香炉へお線香をお供えしましょう。このお供えしたお線香の煙が、神様へのメッセンジャーの役割を果たしてくれていて、あなたの良縁のお願いごとを伝えてくれます。
7月7日七夕は良い出会いを求めて「良縁祭」へ
日本では、7月7日を「七夕の日」と呼んで、カラフルな短冊にお願いごとを書いて笹の木に吊るす習慣があります。このカラフルな理由には意味があって、「紅色」・「黄色」・「緑色」・「白色」・「黒色」は五行思想と言われる中国古代の自然哲学の5つの元素とされる思想の色と言われています。なので、カラフルな短冊にお願いごとをしたためるのです。この風習は元々、中国から伝わったもので天の川=ミルキーウェイが夜空にかかると、1年の間で、たった1晩だけ織姫と彦星がデートができる日とされる日です。そんなロマンチックな日に、良い縁を祈願するお祭りです。
恋愛成就なら「月下老人」にお願い!
縁結びの中でも、特に人気なのが恋愛成就に関するお願いです。横濱媽祖廟には、「月下老人」と呼ばれる神様も祀られています。月下老人とは“運命の赤い糸”の由来となった神様で、ベストパートナーと結びつく赤い糸を与えてくれると言われています。月下老人の像は、黄金をベースに紅色でそのお召し物の質感を演出していて、とても煌びやかな見た目です。真っ白く伸びた髭が、さらに月下老人の風格を感じさせてくれます。恋愛成就の縁であれば、こちらの月下老人へ祈願するのがおすすめです。
良縁祭
横浜中華街の横濱媽祖廟で毎年7月7日に行われるのは、良い縁を招縁するためのお祭り「良縁祭」です。毎年、全国各地はもとより、海外からも多くの参拝客で賑わうお祭りです。お参りに加えて、良縁を祈願してもらう祈祷をお願いする際は、事前に予約が必要です。祈祷料金は2,000円(税込)で依頼できます。横浜中華街の良縁祭で祈願して、今年は運命の人との出会いをしてみたいものです。
参考URL:
http://www.chinatown.or.jp/event/
http://www.yokohama-masobyo.jp/jp/index.php
縁結びを祈願した後は皇朝で縁起の良い食べ物を満喫
横濱媽祖廟の良縁祭で、良縁を祈願した後は、皇朝で縁起の良い料理で中を満たしてください。当店では、食べ放題でおよそ135種類のメニューからお好きなものを、好きなだけお召し上がりいただけます。中国料理には縁起の良い食べ物が多く、例えば「水餃子」はお金の形をしていて縁起が良いと言われていたり、季節は春巻きは春の季節の到来をお祝いするものなど様々です。良縁を祈願した後は、縁起の良い中国料理でさらに運気をアップさせてください。食べ放題のご予約は1日前の19:00まで受け付けていますので、ぜひネットや電話でご予約お待ちしております。